超音波探傷試験の研究・開発
TPACは、長年にわたり研究・開発用途向けの超音波探傷機器を提供してきました。その大きな理由の一つは、非常に幅広い超音波計測システムのポートフォリオを提案している点にあります。さらに、すべての機器にアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を提供していることも特長です。このAPIにより、研究者はハードウェアを自由にプログラミングでき、研究・開発に必要なデータを柔軟に取得・記録することが可能となります。
TPACは、多様なデータ取得技術およびイメージング/ビームフォーミング技術を、幅広いハードウェアおよびソフトウェア製品群を通じて提供しています。
超音波取得システムに関する豊富な知識を基盤とし、従来超音波技術を起点に、フェーズドアレイUT(PAUT)の標準技術をハードウェアに組み込むことも可能です。
TPACはまた、約10年前から、トータルフォーカシングメソッド、平面波イメージング、表面適応型技術といった最新のイメージング技術にも取り組んでいます。
当社が提案するテクノロジーについては、図1をご覧ください。


研究・開発ニーズに応える
柔軟なシステム構成
研究・開発のニーズには様々な側面があり、TPACはそれらの多くに応えるソリューションをご用意しています。
研究・開発のテーマによっては、生データを取得するために、シンプルでありながら設定を詳細に制御できるシステムが求められることがあります。
TPACは、包括的なハードウェアと、Matlab、Python、LabVIEW、C++のAPIを提供しており、こうしたニーズに応えることができます。
一方で、研究室での検査やイメージングの研究・開発においては、研究内容に応じたシステムとソフトウェアが求められることもあります。
こうしたニーズには、高速で信頼性が高いハードウェアだけでなく、AriaやPrelude R&Dといった研究・開発特化型の高機能なソフトウェアもご用意しています。

研究・開発の事例/最近のテーマ
- 非破壊検査
- 材料の特性評価
- コンクリートの特性評価
- 空中超音波探傷試験
- 積層造形
- ビームフォーミング
- ガイド波
- 非線形音響
- 信号処理
- 機械学習
- 医用画像
- 超音波プローブの開発
当社のソリューション
TPACは研究・開発に役立つ3つの基本的なデバイスを提案しています。
Explorer
スキャナーやロボットへの組み込みが可能な小型のフェーズドアレイデバイス。
フェーズドアレイUT(PAUT)またはTFM類似技術(TFM、PWIなど)に最大64チャンネルを使用できます。
Pioneer
AWG、転送速度など、あらゆる機能や特長を備えた、研究・開発に最適なプラットフォーム。
64チャンネルから、128チャンネル、256チャンネル、あるいはそれ以上のチャンネル数までご提案が可能です。
PioneerにはUT、PAUT、TFM類似技術が組み込まれています。
研究・開発向けのオープンプラットフォームソフトウェア – Aria
Ariaは、研究開発、学術機関、研究室における用途向けのオープン形式ソフトウェアです。
超音波イメージングに特化したAriaは、SAFT、TFMなどのTFMベースの再構成技術をはじめ、PWI、CWI、DWI、XWIといった、より高度なイメージング技術、更にはアダプティブ(複雑な形状)や非線形音響など、あらゆる技術を探求することができる、パワフルなソフトウェアスイートを提供します。また、豊富な後処理機能により、取得した結果の解析および管理を行うことができます。
メリット
- あらゆるニーズに応える多用途のシステムシリーズ
- カスタム制御用API(シーケンス、ゲイン、フィルターなど)
- Matlab、C++、Python、LabVIEWなどで利用可能なAPI
- 多数のコードサンプル
- ビームフォーミング用ツールボックス(TFM、PWI、アダプティブなど)
- ユーザーフレンドリーで、すぐに利用できる包括的なソフトウェア(Aria、Prelude R&D)
- Ariaでカスタムのビームフォーミングが可能
- サードパーティ製ソフトウェア(CIVA、ULTIS)との互換性
- 世界各国(米国、カナダ、ヨーロッパ、インド、中国、韓国、日本)でハイレベルな科学者やエンジニアによるサポートが利用可能



