大阪大学 大学院工学研究科
教授 林 高弘 様 インタビュー
林教授は、超音波計測・非破壊計測・ガイド波を専門とし、福島第一原子力発電所の廃炉などで課題となる「高線量・視界不良環境」において、カメラに代わる空間認識技術として超音波フェーズドアレイ技術を活用した研究に取り組んでいます。TPAC装置については、FMCにより各チャンネルのAスキャンを一度に受信できる点や、一般的な探傷にとどまらない柔軟な使い方ができる点を評価。波形や欠陥の状態を画像として可視化できることは、研究だけでなく学生教育にも有効とされています。
今後は、サンプルコードやマニュアルの充実、研究開発向けの柔軟なカスタマイズ対応の継続が期待されています。
神戸大学 大学院工学研究科
准教授 村川 英樹 様 インタビュー
村川准教授は、熱流体、気液二相流、流体計測を専門とし、製鉄プロセスなどで課題となる「不透明な液体金属中の気泡挙動」を超音波で可視化する研究に取り組んでいます。液体金属内部は通常の光学観察が難しく、X線や中性子線でも計測が困難なため、超音波トモグラフィやフェーズドアレイ超音波探傷器を応用。TPAC社製Explorerは、データレート、波形データの扱いやすさ、価格面、設定の柔軟性などが評価され導入されました。
導入後は、液体金属中を上昇する気泡の軌跡を大まかに評価できるようになり、今後は磁場が気泡挙動に与える影響の解明や、超音波計測技術の他分野への応用が期待されています。

